時短洗濯術について

洗濯をするときには洗って干して畳むという工程があります。

時短でできることなら洗濯をすませたいという人のためにどういう方法があるのかまとめました。

洗濯にかかる時間について

洗濯には、洗う、干す、畳むというだけでかかる時間は家事の中でも長い方になります。

洗濯機に入れてスイッチを押せば洗ってくれますが40分から50分ほどかかるのです。

洗濯物がたくさんあるときは2回も回すこともあります。

干す作業時間は数十分かかります。

干してからまた取り込んで畳む時間などで1時間半近くはかかってしまいます。

外に干して乾かした時間まで入れると1日ということもあるのです。

毎日行うのは多くの時間を費やしていることになります。

クリーニングに依頼するという選択肢も

洗濯の時短にはクリーニング店を利用するという方法もあります。

汚れがなかなかとれないような衣類を何回も洗濯するのならプロのクリーニング店に洗濯してもらうほうが早く済むのです。

すべての工程を行ってもらえるので何もしなくてよいので楽です。

自宅にいながらクリーニングを依頼できる宅配サービスもあります。

時短洗濯のポイント

〇洗濯する工程の短縮する

洗濯の工程を減らすことでかなりの時短になります。

仕分け、洗剤投入、干す、畳むという洗濯作業を減らしましょう。

〇固定観念をなくすこと

固定観念にとらわれないようにすることが大事です。

晴れている日だけではなく、いつでも洗濯はできるというスタイルに変えてみるのもよいでしょう。

自分に合ったスタイルを取り入れましょう。

〇洗濯物をため込まない

時短のためには洗濯物をためこまないというのも大事です。

ためこんでしまいますと、汚れが落ちにくくなり、一度にたくさんの洗濯をしないといけなくなることも。

洗濯物の量によりますが1日1回洗濯するだけで負担も減ります。

〇靴下は柄をそろえておく

靴下がバラバラになって合わせるのに苦労して時間もかかります。

片方が見当たらなくて履けなくなる場合もあります。

靴下は全部を同じ柄や色にしておくことで探す手間がはぶけます。

〇服はしわになりにくい素材で

洋服を購入するときは、しわになりにくい素材を選ぶようにします。

アイロンをしないでもいいものもたくさんありますので選んでおくと手間が減ります。

〇洗濯物を少なくする

洗濯物はなるべく減らすように努力することが時短につながります。

マット関係を使わないようにしたり、バスタオルを1回で洗わないようにしたりなど。

バスマットなども洗濯不要のタイプのものもあるのでおすすめになります。

〇洗濯代行サービス

洗濯代行サービスを利用することもできます。

クリーニングではなくて普通に洗濯を代行してもらえるサービスになります。

洗濯・乾燥・畳むという作業をしてもらえます。

タオルや下着などもクリーニングに頼めないものもなんでもできます。

仕事前に洗濯ものを預けて仕事帰りに取りにいけばよいだけです。

〇洋服のレンタルサービス

仕事をしている人は洋服のレンタルがおすすめになります。

洋服をレンタルしたら洗濯しないで返却することができるのです。

好きな服をレンタルできるので飽きることもありません。

コーディネートまでしてもらうことができるのでおしゃれです。

〇絡まりを防止する

洗濯が終わってから洗濯ものを見るとよく絡まっていることがあります。

絡まりをはずすのも一苦労になります。

その絡まった洗濯物をなくすためには、靴下や衣類ごとに洗濯ネットに入れておくと絡まりにくくなり時短になります。

〇洗濯カゴを使用しない

洗濯カゴは洗濯するときに場所をとるため置けない場合があります。

その場合は、洗濯機から出してそのまま干せるように工夫しましょう。

洗濯機の近くに折り畳みのランドリースタンド、突っ張り棒などがあるとその場ですぐ干すことができるので時短になります。

〇一気に取り込みをしない

洗濯物が乾いたら一気に取り込んで積んでおくようなことは避けた方がよいでしょう。

山積みになった洗濯物を畳んでいるだけで他の家事や用事ができてしまい、時間がなくなってしまいます。

取り込んだあとに収納場所にもっていって畳めば後回しにならなくなります。

洗う工程

〇洗濯物の種類を分ける

洗うときは洗濯物を1つのカゴに入れていると仕分けをしないとならなくなるので時間が必要になります。

それなら、洗濯物を種類別に分けてからカゴやネットに入れておきます。

家族がいる場合には、協力してもらい、分けるようにしましょう。

〇ネットに入れて洗う小物

靴下などのなくしやすいものはネットやランドリーバッグに入れておくと探さないですみます。

大き目の物はランドリーバッグがおすすめで、メッシュタイプのものであればそのまま洗濯機に入れて洗えます。

〇スピードコース・予約の機能で時短

洗濯機にもよりますが、いろいろな機能がついています。

そんなに汚れていないような洗濯物であればスピードコースを使うとよいでしょう。

スピードコースを使うことにより普通の洗濯より早く洗濯ができるので時短になります。

ほかにも予約機能を利用して自分が洗濯物を干したい時間に合わせて洗濯することが可能なので自分のペースでできます。

〇お風呂場で予洗いする

汚れがひどいものの場合、予洗いは必要になりますがそれをお風呂のお湯で予洗いを済ませておくと楽になります。

干す工程

〇浴室や洗濯機の近くで干す

洗う工程の後は干す工程になります。

ベランダや外に干しにいく距離があると時間と手間もかかってしまいます。

冬の時期などですと外で干すのは厳しいものになるので、洗濯機の近くや浴室に干すこともおすすめです。

洗濯機のそばに物干しスタンドなどを置いておくとそのまま室内に干せるので手間にもならず、時短になります。

外に干したいときは、ハンガーをかけたまま、まとめてもっていくだけで済みます。

浴室に干せる場合は浴室乾燥機が使えるのであれば浴室に干すことができます。

乾燥機がない場合は換気扇をつけておくだけで乾燥させることも可能です。

注意するのは、雨期にはカビが発生しやすくなるので気を付けましょう。

〇家の設備を使う

洗濯物を干すのに、浴室乾燥機、扇風機、除湿器などの家電を利用するのも時短になります。

洗濯機の近くに浴室があれば浴室乾燥機で移動しないでいいので楽に室内でも洗濯物を乾かすことができるのです。

時短のほかにもカビの発生も抑えられるので家電を使用するのはおすすめです。

〇夜に洗濯して干す

洗濯を夜にまとめてやってしまう方法です。

忙しい朝よりも時間の余裕もあるのでおすすめです。

朝やる家事を減らすことで楽に感じられるはずです。

夜のうちに室内干しをしておくことで乾くのも早くなります。

〇室内干しをする

洗濯物は外に干さないといけないわけではないので室内に干すという方法があります。

室内干し用の洗剤を使用することでニオイも気にならなくなりますので活用していくのがよいでしょう。

乾くのも早いので時短で洗濯を終わらせることができるのです。

〇乾燥機付き洗濯機を使う

乾燥機付き洗濯機を使うと干す作業がカットできます。

節約するには電気料金が安い時間を狙うことです。時短のほか、仕上がりもいいのでメリットにもなります。

〇引っ張って外すピンチハンガー

洗濯物を干すときには、引っ張ってすぐに外せるピンチハンガーを使うと早く取り込めます。

見た目は普通のピンチハンガーと同じですが、洗濯物を引っ張ると、すぐに外すことができます。

洗濯物を挟んでいる部分がローラーとなっているので洗濯物を傷める心配もないのです。

〇平干しする

靴下、下着、手袋など細かい洗濯物を1つずつピンチハンガーに挟むことは時間がかかります。

そんな場合には平干しネットを使うのもよいです。

平干しネットに靴下などを広げておくだけで干せるので手間も減ります。

外干しをしていると風があるときは飛んでしまうこともあるので日が当たる室内に干しておくのがよいかもしれません。

畳む工程

畳む作業は手動で行わないとなりません。

手間としては時間的にもかかってしまいます。

畳むのが面倒な場合は、畳まないという方法もあります。

洗濯したら干したハンガーにかけたままで収納するとそのままクローゼットなどに収納することが可能なので時短になります。

靴下などの小物は畳まずに丸めるだけなので収納も簡単でかなりの時短になります。

タンスの中に仕切りをつくるだけでわかりやすくなり、整理しているように見えるので、だらしなく見えることはないです。

〇タオルは畳まない

洗濯物を干すときにタオルハンガーを使用しておけば、乾いたタオルは畳まないで済みます。

畳んでいる時間も減り、時短になります。

洗濯の時短に便利なもの

〇ランドリースタンド

洗濯機のすぐそばに洗濯スタンドを置いとくとすぐに干すことができるので移動せずに済みます。

衣類除湿器があると早く乾燥させることもできるので便利です。

〇ピンチハンガー

洗濯物が密集してしまうと、なかなか乾かすことができません。

洗濯を早く乾かすためには風通しが重要になってきます。

ピンチハンガーがあると密集防止になるため早く乾かすことが可能になるのです。

〇洗濯機ラック

洗濯機周辺の物を整理できるようなラックを使うのがおすすめになります。

洗濯に使用する洗剤からネットなども収納ができるため動き回ることなく洗濯ができます。

〇2段から3段の洗濯カゴ

洗濯物の種類により分けることができるのでカゴを2段から3段で使用するようにすることもおすすめになります。

靴下や下着、手袋などを分けておくことができます。

まとめ

洗濯の時短には、さまざまな方法があります。

天気のいい日などを意識せずに夜や、天候に左右されずに洗濯して部屋干ししておくことも時短になります。

汚れがひどいような場合は、プロにお任せすることも選択肢です。

朝洗濯をしないだけでも時短になるのでおすすめです。