家事の効率化と洗濯機クリーニング

家事は時代が進んでいくごとに便利になってきています。

しかし、毎日家事をもっと楽にしたいと考える人のためにどんな方法があるのかと洗濯機クリーニングについてまとめました。

家事を効率化するために

〇どんな家事をしているのかリストにする

まずはどんな家事があるのかを書き出してみましょう。

考えるとやるべきことがたくさんあるはずです。

ゴミをまとめて捨てる、洗濯、食事の準備、洗いもの、掃除、買い物など細かいこともリストアップしておきます。

〇誰が何をやるのか割り当てる

家事の担当を決めてみんなで協力することを話し合います。

家族に少しずつ増やして一気にたくさん割り当てないようにするのがコツです。

かならずお礼をいうようにすると相手もやる気が出ます。

習慣づけるためにも誉め言葉などは必要になるでしょう。

料理の場合

料理は、場合によっては朝・昼・晩やお弁当を作るという場合もあるので時間がかかる家事です。

料理は作ったら使った調理道具も洗わないとなりませんし、お皿、コンロの掃除などもあるので大変です。

料理をする人と洗いものをする人を別にしたりすると家事の効率化につながります。

〇料理は作り置きをしておく

料理は3〜4日分などを作り置きしとくと毎日作る手間がはぶけるので時短にもなります。

日持ちがするものは多めに作っておき、冷凍やタッパーに入れて保存しておきます。

つけておいて焼くだけにしておくのもよいでしょう。

野菜もカットして冷凍しておくのも便利です。

〇献立は1週間分考えておく

作り置きをするときにはメニューを1週間分考えておきます。

買い物に行くのも減ってまとめて調理できるので効率化されます。

また、無駄遣いもしなくなり、食品も使いきれて節約にもつながります。

〇お皿はワンプレート

時短レシピや作り置きなどで食事の用意は短時間で済みます。

味を付けて保存しておけば調理器具も使用しないで済みます。

ワンプレートで料理を盛りつければ洗い物を減らせます。

〇便利なグッズを利用する

今は便利な家電がたくさんあるので利用するのもよいです。

時短になる圧力鍋や、ご飯を炊くときに炊飯器に一緒に卵を入れてゆで卵にしたりするのも便利です。

掃除の場合

家の掃除は広さによってはとても重労働な家事になります。

効率化しなければ一人だとかなりのストレスになります。

家族で分担して行うことで効率化させましょう。

毎日全部をやる必要はないので何曜日にやるのかなどを考えます。

毎日使う場所はなるべくまめに掃除をしておくことが重要です。

〇余計なものは買わない

掃除をするときに、ものが多すぎると掃除の効率もよくありません。

普段から使わないようなものを買ったりしないことが重要です。

〇お風呂掃除

お風呂の掃除は最後に入った人が洗うのが一番いいです。

まめに掃除をしておくことでとても楽になります。

〇トイレ掃除

トイレ掃除はまめにしなければすぐに汚れてしまいます。

朝できなければ寝る前にやっておいてもよいので交代で毎日やるといいでしょう。

〇玄関掃除

玄関は毎日出入りするので汚れやすいところです。

効率化するには家族の協力が必要です。

〇掃除のアイテムを利用する

掃除にはお掃除ロボットやハンディクリーナーがあると便利です。

お掃除ロボットは拭き掃除ができる機能がついたものもあるので利用してみましょう。

洗濯機のクリーニング

洗濯機は洗う機械なのできれいだと思う人もいらっしゃいますが、毎日洗濯することで衣類についている汚れやほこりなどで水垢や洗剤のカスが蓄積されてしまいます。

洗濯機の蓋をしめたままにしておくだけで湿気がこもってしまいます。

カビと菌の発生の原因は湿気などからになるのです。雑菌が大量に繁殖してしまいます。

洗濯機を掃除しないと汚れが増殖

洗濯機にたまりこんだ汚れやカビなどは雑菌が増えてしまい、そのままにしておくと洗濯した衣類に付着します。

肉眼ではわかりにくいですが雑菌だらけになっている衣類を着用するとカビや菌が体に入る可能性もないといえません。

そういうことにならないために洗濯機の掃除は重要なことなのです。

洗濯機のクリーニングに使う洗剤

〇塩素系漂白剤

塩素系漂白剤には殺菌効果があるためカビを分解して除去していきます。

カビなども殺菌するのでとても効果的になります。

しかし注意するところは、酸性と混ざると有毒なガスが発生するので取り扱う際には気を付けてください。

すすぎ残してしまうと色が落ちる場合もあります。

〇酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は過酸化ナトリウムが原料になっている漂白剤です。

強い発泡力なので泡でカビを剥がして落としていきます。

洗濯機に付着しているカビなどの汚れが浮いてくるので汚れが取れているのが見えます。

塩素系には殺菌効果はかないませんが衣類をいためるようなことはあまりないので手軽に使用できます。

浮いてきた汚れは取り除く必要があるため少し手間がかかります。ドラム式洗濯機には向かない方法かもしれません。

〇重曹

重曹は安全なので安心して使うことができる洗浄剤です。

アルカリ性なので、酸性の皮脂汚れ、ヌメリ汚れなども落とせて消臭効果もあります。

塩素系や酸素系より殺菌効果が低いのでまめに掃除している人に向いています。

酸素系と同じで汚れが浮いてくるので取り除かないとなりません。

洗濯機によっては酸素系漂白剤が使えないことがあります。

洗濯機のクリーニング方法

洗濯機のクリーニングは掃除をし忘れすることなく洗濯槽、部品、スキマなどをきれいにしていきます。

〇部品は外して洗う

洗剤投入ケースやゴミ取りネット、乾燥フィルター、排水フィルタ―を外しましょう。ぬるま湯につけて1つずつ洗うようにします。

洗濯槽のクリーニング

洗濯槽を洗うのが一番大変なことです。

裏側にはたくさんの汚れがくっついています。

使うのは洗濯槽専用の洗剤や衣類用の漂白剤などを入れ洗濯槽をきれいにしていきます。

洗濯槽にお湯を満水まで入れてから洗剤を使います。

〇塩素系クリーナーを使うとき

塩素系漂白剤を入れてから洗濯槽の洗浄コースがあるときはそのボタンを押します。

ないときには洗濯機の標準コースを押しましょう。

普通はそのコースが終了したら掃除は終わりです。

蓋を開けて置き、乾燥させます。

〇塩素系ではない洗浄剤を使うとき

洗いのコースを5分回してそのまま3時間以上放置しておき、ゴミが浮いてきたらゴミ取りネットで取り除いて通常通り運転し、排水まで終われば完了します。

ぜんぜん掃除をしていなかった場合は、一度で落ちることがない場合もあるので何度か洗剤を使用してゴミを浮かせて浮かなくなったら大丈夫です。

〇洗濯パンの清掃

洗濯パンにも汚れはたまってしまいます。

ホコリや毛が多くたまるので汚れてしまいます。

拭くだけで掃除はできますが洗濯機を持ち上げると大変なので普段からまめに拭いておくようにするとゴミもたまりにくくなります。

〇洗濯機を拭く

掃除の終わりには洗濯機の回りを拭いておきます。

隙間などにもゴミはたまるので取り除きましょう。

でこぼこしたところは洗剤のカスなどもついちるので使い古しのハブラシなどをつかいます。

洗剤カスがなかなかとれないときは50度くらいのお湯を使って溶かすようにして落とします。

ぬるすぎたり、水などではなかなか落ちにくく、熱すぎても洗濯機によくありません。

洗濯機をクリーニングする周期

洗濯機の掃除は1ヶ月に1回は行うようにしましょう。

まめにお手入れをしておくことで洗濯機の寿命も長くなります。

毎日の洗濯物も清潔できれいに仕上がります。

糸くずネットはゴミがたまりやすいので毎回意識的に手入れをすることがおすすめです。

洗濯を効率化するには

〇タイマーをかけて洗濯する

洗濯機の機種によりタイマー機能がついているので、寝る前にタイマーをかけて時間になれば自動で洗濯するようにセットしときます。

朝起きたら干すだけにしておくと早いです。

タイマーがないときは洗濯中に他の家事をしておきます。

〇干す場所の確認

洗濯を干す場所まで遠い場合は、近くに干すことや室内干しをすることで早く進められます。

洗濯機から近い方が効率化にもつながります。

部屋干し用の洗剤を使い、部屋干しをすることもおすすめです。

部屋干し用の洗剤ならニオイの心配もしないで干しておけます。

〇干したまま収納する

洗濯する時間をあまりかけず、さらに畳まないで収納するということで効率化できます。

洗濯物の中では、ハンガーを使うものはそのままクローゼットに収納します。

使用することが多い服はそのまま着替えがしやすいところにおいておくのがよいでしょう。

〇洗濯で使用しているものの見直し

部屋干しをする場合は部屋干しの洗剤に変えるようにして、軽量する手間を省くならジェルボールに変えるのもよいです。

洗濯用具も簡単にピッチが外せる洗濯干しやなども出ています。

〇洗濯機の蓋は開けっ放しにする

洗濯機の蓋は湿気を避けるために基本開けたままにしておくようにします。

閉めたままですと、すぐにカビや菌で汚れが蓄積するので掃除が大変になります。

〇洗濯機の中に衣類をいれたままにしない

汚れた衣類をそのまま洗濯機の中に入れて放置しないようにすることは大事です。

入れっぱなしにしておくと皮脂や汗汚れなどで洗濯機の中の温度が上がってカビが増殖していきます。

必ず洗濯物は洗濯カゴの中に入れるように心がけていきましょう

〇洗剤を入れすぎない

洗剤は決まっている量以上入れないようにすることが重要です。

たくさん入れたから落ちるとか、香りがするとかいうことはなく、溶け残りが起こって洗濯槽に洗剤のカスがたまっていくのです。

適量を守るようにしていくことが汚れを防ぐことになります。

まとめ

家事の効率化は家族の協力が一番必要です。

よく話し合って振り分けるようにしましょう。

洗濯機の掃除もまめに行えば汚れも少なくて済むのでおすすめになります。

状況に合わせて対応することが大事です。